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2026/07/24

総合部6期/一貫部14期卒 高橋渉さんの「今」

人生の節目に寄り添う日々

卒業生の「今」を紹介する本企画。

第4弾は、総合部6期/一貫部14期で、現在は杏林大学医学部付属病院にて研修医として働く、高橋渉さんの「今」をお届けします。

卒業後の歩み

開智で12年間学んだ後に杏林大学医学部へ進学しました。現在は杏林大学医学部付属病院で初期臨床研修医として、救急や内科、小児科などさまざまな診療科を経験しながら、日々患者さんと向き合っています。

現在のキャリア

Q 業務内容を教えてください

杏林大学医学部付属病院で初期臨床研修医をしています。

Q 仕事のある一日のスケジュール

Q この仕事を選んだきっかけは?

高校時代、生徒会長として学校全体のために活動する中で、「人の役に立てる仕事がしたい」という思いが強くなりました。また、家族が体調を崩した際に、医師の方々が迅速かつ丁寧に対応してくださる姿を目の当たりにし、「自分も誰かを支えられる存在になりたい」と思うようになりました。その経験が、医師を目指す大きなきっかけになりました。そして何より、「医師ってかっこいい仕事だな」という純粋な憧れも、背中を押してくれました。

Q 現在の仕事の魅力は?

人生には嬉しい出来事もあれば、不安や苦しさを感じる場面もあります。医師は、そのような人生の大切な節目に寄り添い、患者さんやご家族の支えになれる仕事です。また、子どもからご高齢の方まで幅広い年代の方と出会い、一人ひとりに合わせた医療を考えることができる点にも、大きな魅力を感じています。

現在のキャリアにおける、苦労とやりがい

Q 仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間は?

仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、自分の行動が患者さんの回復につながったと実感できた瞬間です。これまでに、心筋梗塞で搬送された患者さんに対して、循環器の先生方と協力して迅速にカテーテル治療を行い、無事に回復して元気に退院されたことがありました。まだ研修医で経験も多くはありませんが、その患者さんから「ありがとう」と声をかけていただいたとき、自分も患者さんの力になれたことを実感し、この仕事の大きなやりがいを感じました。

Q では逆に、苦労したことや大変だったことは?

朝から夜まで働く中で、勉強や手技の練習を続けることは簡単ではありません。特に、縫合などの手技は器用な人がどんどん上達していきますし、座学でも吸収が早い人を見ると、「自分はまだまだだな」と実力不足を感じることがあります。医療はどれだけ学んでも終わりがない世界だからこそ、周りと比べて焦ってしまうこともあり、それが一番大変だと感じています。

Q そうした困難をどのように乗り越えましたか?

もちろん落ち込むこともありますが、人と比べるのではなく、「昨日の自分より少しでも成長すること」を意識するようになりました。毎日少しずつ勉強や練習を積み重ねることで、できることは確実に増えていきます。医師は一生学び続ける仕事だからこそ、焦らず自分と向き合いながら努力を続けることが大切だと感じています。

校時代と「今」の繋がり

Q 高校時代の経験で「今」に生きていることは?

高校時代は、今のように明確な将来のビジョンがあったわけではありません。ただ、「将来はビッグな人間になりたい」という思いだけは強く持っていて、怖がらずに何でも挑戦する、少し生意気な性格だったと思います。そんな中で、「どんなことにも全力で取り組もう」と決め、生徒会や文化祭、体育祭など、目の前のことに一生懸命打ち込んでいました。その経験を通して、「毎日を全力で積み重ねれば、きっと結果につながる」という実感を得ることができました。今、仕事で壁にぶつかることがあっても、高校時代に何かをやり遂げた経験があるからこそ、「今回もきっと乗り越えられる」と前向きに考えられています。

Q 高校時代の恩師や、思い出に残っている出来事は?

総合部8年生(中学2年生)のとき、担任だった清水先生と一緒に、本気で運動会の優勝を目指してクラス全員で頑張ったことが一番の思い出です。結果は優勝できませんでしたが、最後にみんなでグラウンドで大号泣したことを今でも鮮明に覚えています。当時は悔しさでいっぱいでしたが、今振り返ると、一つの目標に向かってあれほど本気になれた時間はとても幸せだったと感じています。

また、一貫部で生徒会活動をしていた頃、顧問の久富先生から「君の長所は、みんなをまとめて、一つの大きな力にできるところだ」と言っていただいたことも忘れられません。当時は成績にも自信がなく、自分の強みが分からない時期でしたが、その言葉のおかげで、自分にも人の役に立てる長所があると気づくことができました。今でも、人と人をつなぎ、チームで力を発揮することを大切にしているのは、その言葉があったからだと思っています。

高校時代の自分にかけたい言葉

「本当にありがとう」と伝えたいです。
今の仕事では、思うようにいかないことや、つらいと感じる場面もたくさんあります。そんな時、開智で仲間と本気で頑張ったことや、一緒に過ごしたみんなのことを思い出します。あの頃、何事にも全力で挑戦し、最後までやり抜いてくれた自分がいたからこそ、今の自分も「負けたくない」「もう少し頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。高校時代の経験は、今でも自分の大きな支えになっています。本当に感謝しています。

「今」開智で学ぶ、後輩のみなさんへ

今は毎日の授業や部活動、学校行事で精一杯で、「将来のことなんてまだ考えられない」という人もいると思います。実は、私も高校時代はそうでした。
だからこそ、今は無理に将来を決めようとしなくても大丈夫です。その代わり、何か一つでもいいので、目の前のことに全力で取り組んでみてください。勉強でも、文化祭でも、体育祭でも、部活動でも、家のことでも、趣味でも構いません。
何かを本気で頑張った経験は、いつか夢を見つけたときに、自分の背中を押してくれる大きな力になります。
そして、皆さんがそれぞれの夢を叶えてくれたら、とても嬉しいです。
もしその夢が医師だったら、もっと嬉しいですね!
いつか一緒に働ける日を楽しみに待っています!!

【最後に】同窓生のみなさまへ

あの頃は毎日一緒に過ごしていたのに、卒業すると、それぞれ全く違う人生を歩んでいます。でも、不思議と会えばすぐに当時に戻れるのが開智の仲間だと思っています。また笑顔で会いましょう!!!

また、最近ラジオパーソナリティになりました
宣伝していいのかわかりませんが(笑)
もしよかったら聞いてください!!

TOKYO854 くるめラ
第1/第3月曜日 22:30〜
「わたるとかたる」