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2026/07/24

高等部D類卒 32期生 大島夏美さんの「今」

好きを深掘りし、可能性を広げる道を選ぶ

卒業生の「今」を紹介する本企画。
第2弾は、高等部D類(※現S2コース)32期生で、現在は株式会社ジェーシービーにて働く、大島夏美さんの「今」をお届けします。

卒業後の歩み

2017年3月 高等部を卒業し、1年間浪人生活

2018年4月 早稲田大学へ入学し、教育工学を専攻

2022年3月 早稲田大学を卒業

2022年4月 株式会社ジェーシービーへ入社

2024年4月 部署異動し現在の業務を担当

現在のキャリア

Q 業務内容を教えてください

バックオフィス業務を担当しています。
具体的には、業務委託先の予実・品質管理や精算対応、運営指示、契約締結などの委託先管理に加え、新規委託業務の立ち上げや閉塞にも携わっています。

Q 仕事のある一日のスケジュール

Q この会社を選んだきっかけは?

大きく分けて、2つあります。
一つ目は、「人々の生活に密接した仕事に就きたかった」から
高等部で生徒会長を務めた際、人を支えることにやりがいを感じました。その経験とキャッシュレス化が進む昨今の動きを踏まえ、決済インフラを通じて人々の生活を支えたいと考えました。

二つ目は、「社会人って、案外楽しいよ」とOB訪問で複数の先輩から聞いたから
就職活動を始めた頃は、社会人は大変で辛いという漠然としたイメージを持っていました。しかし、JCBのOB訪問でお会いした先輩方が皆さん「社会人って案外楽しいよ」と口を揃えて話していたことに衝撃を受け、「社会人って楽しいの?私もこの会社の一員となって体験してみたい!」と思いました。

Q 現在所属する会社の魅力は?

「日本で唯一、決済インフラを持つ国際ブランドであること」

JCBはカード発行だけでなく、国際ブランドとして世界中に決済ネットワークを保有しています。決済のルールづくりから携われる唯一の存在であり、より大きな影響力を持って社会に貢献できる点が魅力で、強みです。

現在のキャリアにおける、苦労とやりがい

Q 仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間は?

お客様から「JCBでよかった」と言っていただけた瞬間です。日本発のブランドならではのきめ細かな対応でお客様のニーズや期待に応え、その結果として感謝の言葉をいただけることに大きなやりがいを感じます。

Q では逆に、苦労したことや大変だったことは?

お客様の真のニーズを汲み取り、それを最適な施策として形にすることです。その実現には、関係部署や委託先など立場や考え方の異なる関係者との調整や合意形成が欠かせず、難しさを感じることがあります。

Q そうした困難をどのように乗り越えましたか?

まずはお客様や関係者それぞれの立場や背景を丁寧に理解することを意識しました。その上で、共通の目的を明確にし、データや根拠を示しながら粘り強く対話を重ねることで、納得感のある合意形成を図り、施策を前に進めることができました。

高校時代と「今」の繋がり

Q 高校時代の経験で「今」に生きていることは?

自主性を重んじる開智高校で、生徒会長として施策を成功に導いた経験です。立場の異なる人の意見をまとめ、周囲を巻き込みながら物事を進める力や、人前でも物怖じせず自分の考えを伝える力が身につきました。現在も、関係者と調整しながら仕事を進める場面で生かされています。

Q 高校時代、思い出に残っている出来事は?

フィールドワーク(※当時のD類の修学旅行)でサンフランシスコを訪れたことです。海外は初めてではありませんでしたが、日本とは異なる文化や価値観に触れ、「世界はこんなに広いんだ」と改めて実感した、とても印象に残っている経験です。

高校時代の自分にかけたい言葉

「今は辛く、終わりの見えないトンネルの中にいるように感じるけれど、ひたむきに頑張ってよかったと思える日が必ず来るよ」と伝えたいです。とはいえ、当時の私はきっと信じず、聞く耳を持たなかったでしょうね(笑)

「今」開智で学ぶ、後輩のみなさんへ

進路に迷ったら、「好き」を動詞で考えてみてください。「サッカーが好き」ではなく、「サッカーの戦略を考えるのが好き」というように。そして、なぜそれが好きなのかを3回繰り返して深掘りしてみてください。そうすることで、自分のやりたいことや本当に大切にしたいことが少しずつ見えてきます。

それでも迷ったら、自分の可能性が一番広がる道を選んでみてください。私にとっては、それが早稲田大学への進学でした。早稲田でなければ見えない景色はなかったけれど、早稲田だからこそ見えた景色が確かにそこにはありました。

今の選択が、いつか道に迷ったときの自分を力強く支えてくれるから。

浪人した私だからこそ、より強く実感しています。

皆さんの未来が、たくさんの可能性と素敵な出会いにあふれたものになることを願っています。

【最後に】同窓生のみなさまへ

歳を重ねれば、自動的に大人になれると思っていました。心に余裕を持ち、赤リップにハイヒールをコツコツ響かせ、まんまるなこの私の童顔もシュッとするものだと。

大人と言われる歳になってみて分かりました。実際は、大人になろうと努力し続けなければならないものなんですね。

遊び心は忘れずに、それでも誰かのお手本になれるような大人を目指して、これからの人生も謳歌していきたいものです。